「夏場の室内温度を下げたい」「屋根の老朽化を食い止めたい」。そんな工場・倉庫オーナー様のお悩みに応えるラインナップをご用意しました。
遮熱シート(省エネ)から高耐久防水、カバー工法まで、現場の状況に合わせた最適な工法をご提案いたします。
山本瓦工業グループでは、屋根・外装の施工実績がグループ全体で年間1,000件以上、累計5万棟以上の豊富な施工実績を誇ります。
工場・倉庫の施工事例を詳しくご紹介。リフォームの流れや施工の重要ポイントを、写真とともに分かりやすく解説いたします。

- 社名
- 山本瓦工業株式会社(施工・管理)
- 屋号
- ファクトリープロ
- 創業
- 昭和2年
- 代表取締役
- 山本武司
- 従業員数
- 22名
- 本社所在地
- 〒440-0814 愛知県豊橋市前田町2丁目9-10
- 資本金
- 1,000万円
- グループ業績
- 売上高:6億963万円(2024年度グループ全体売上)
- 取引先銀行
- 名古屋銀行・岡崎信用金庫・蒲郡信用金庫
- 取引先メーカー
- 株式会社ライフテック・
株式会社日本アクア・
株式会社LIXIL・
パナソニック株式会社・
ケイミュー株式会社
省エネ・夏の暑さ対策、雨漏り、屋根・外壁の老朽化など、工場・倉庫が抱える特有の課題。
累計5万棟の実績を持つ山本瓦工業グループが、現場で培ったノウハウをコラム形式でお届けします。
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山本 武司
その他
2026.11.03
電気料金の上昇に伴い、「工場の電気代が以前より高くなった」「稼働コストを抑えたいが、どこから省エネ対策を始めればよいのか分からない」といったお悩みを抱える企業様も少なくありません。 工場の電力消費は、生産設備だけでなく、空調、照明、換気設備などさまざまな設備によって構成されています。 特に夏場は、屋根や外壁から入ってくる熱によって室内温度が上昇すると、空調設備への負荷が大きくなることがあります。 そのため、工場の省エネを考える際には、設備の更新だけでなく「建物に入ってくる熱を抑える」という視点も重要です。 この記事では、工場・倉庫の屋根改修を行うファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)が、屋根・空調・換気の3つの視点から、工場の電気代を抑えるために検討したい省エネ対策について解説します。 この記事で分かること ・工場の電気代が高くなる主な要因 ・屋根からの熱が空調負荷に与える影響 ・屋根・空調・換気それぞれの省エネ対策 ・工場の電気代削減を考えるときの優先順位 ・屋根の遮熱・断熱対策を検討する際のポイント なぜ工場の電気代は高くなりやすいのですか? 工場では、生産設備だけでなく、空調や照明、換気など複数の設備が長時間稼働するため、電力使用量が大きくなりやすい傾向があります。 特に夏場は、外気温や日射によって建物内部の温度が上昇します。 屋根や外壁から室内へ伝わる熱が大きい場合、空調設備は設定温度を維持するために長時間稼働することになります。 工場の電気代を抑えるためには、単純に設備の使用量を減らすだけでなく、「空調にかかる負荷をどう抑えるか」という視点も重要です。 また、工場によって電力の使われ方は大きく異なります。 生産設備の種類、稼働時間、空調方式、建物の規模、季節によっても電力消費は変わるため、自社工場の使用状況を把握したうえで対策を検討する必要があります。 工場の電気代を下げるには、まず「どこで電気を使っているか」を確認 省エネ対策を始める前に、まず現在の電力使用状況を確認することが重要です。 例えば、次のような項目を確認します。 ・生産設備の電力使用量 ・空調設備の稼働状況 ・照明設備の使用状況 ・換気設備の稼働時間 ・夏場・冬場の電力使用量 ・電力使用量が大きくなる時間帯 こうした情報を確認することで、「設備の更新が必要なのか」「空調負荷を抑える必要があるのか」「建物側の熱対策を検討するべきなのか」といった方向性を考えやすくなります。 特に夏場だけ電力使用量が大きく増える場合には、空調負荷や建物への日射の影響を確認することも一つの方法です。 屋根の熱対策が空調の省エネにつながるのはなぜ? 工場や倉庫で多く使われている折板屋根などの金属屋根は、日射を受けることで屋根表面の温度が上昇します。 屋根から室内へ伝わる熱が大きいと、室温の上昇につながり、空調設備への負荷も大きくなります。 そこで、屋根表面の日射による温度上昇を抑えたり、屋根から室内へ熱が伝わりにくくしたりすることで、空調負荷の低減につながる可能性があります。 代表的な方法が、遮熱塗装や遮熱材、断熱材を使用した屋根改修です。 ただし、屋根の対策によって電気使用量がどの程度変わるかは、建物の構造、空調設備、稼働状況、外気温などによって異なります。 そのため、「屋根を施工すれば電気代が必ず○%下がる」と考えるのではなく、建物の条件を確認したうえで対策を検討することが重要です。 工場の屋根・空調・換気で考える省エネ対策 工場の省エネ対策は、一つの設備だけを見るのではなく、「建物」「空調」「換気」を組み合わせて考えることが重要です。 屋根の遮熱塗装 屋根表面に遮熱性能を持つ塗料を施工し、日射による屋根表面の温度上昇を抑える方法です。 既存屋根を活用できるため、屋根の状態によっては省エネ対策の選択肢になります。 ただし、屋根材の劣化が進んでいる場合は、塗装だけでは対応できないことがあります。 その場合は、屋根材の状態を確認したうえで、別の改修方法を検討します。 屋根カバー工法 既存屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。 施工方法によっては、断熱・遮熱に配慮した仕様を組み合わせることができます。 屋根の劣化や雨漏りなど、複数の問題を抱えている場合には、屋根改修と暑さ対策を同時に検討できる場合があります。 遮熱材・断熱材の施工 屋根から室内へ伝わる熱を抑えるため、遮熱材や断熱材を施工する方法です。 ファクトリープロでは、建物の構造や施工条件に合わせて、サーモバリアシリーズなどの遮熱材を使用した対策もご提案しています。 遮熱と断熱は仕組みが異なるため、建物の状況や目的に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。 換気設備の改善 工場の上部には、日射などによって温められた空気が溜まることがあります。 この熱気を屋外へ排出するため、換気扇やベンチレーターなどの換気設備を活用する方法があります。 ただし、換気設備を強化するだけでは、外気温が高い場合に外から熱い空気を取り込むことにもなります。 そのため、屋根の遮熱・断熱対策や給気・排気のバランスなども含めて検討する必要があります。 空調設備の高効率化・制御 既存の空調設備が古くなっている場合は、高効率機器への更新や運転制御の見直しも省エネ対策になります。 例えば、設備の稼働状況に合わせて空調を制御したり、不要な時間帯の運転を抑えたりすることで、電力使用量の削減につながる可能性があります。 建物側の熱対策と空調設備の改善を組み合わせることで、より効率的な省エネを検討できます。 工場の省エネ対策は「設備更新」だけではありません 省エネというと、高効率な空調設備や照明設備への交換をイメージすることがあります。 もちろん設備の更新は重要ですが、建物に入ってくる熱を減らすことも省エネ対策の一つです。 例えば、夏場に屋根から大量の熱が室内へ伝わっている場合、その熱を抑えることで空調設備への負荷を低減できる可能性があります。 つまり、 「熱が入ってくる」 ↓ 「室温が上昇する」 ↓ 「空調の負荷が大きくなる」 ↓ 「電力使用量が増える」 という流れを考え、上流側にある「熱の侵入」を抑えることがポイントになります。 工場の省エネ対策はどこから始めればよい? 省エネ対策を検討するときは、いきなり大規模な設備更新を行うのではなく、現在の状態を確認することから始めるのがおすすめです。 例えば、次のような順番で確認します。 ・電気使用量・最大需要電力を確認する ・電力使用量の大きい設備を確認する ・空調設備の稼働状況を確認する ・屋根・外壁など建物外皮の状態を確認する ・屋根からの熱の影響を確認する ・遮熱・断熱・換気・空調の対策を比較する ・費用と期待できる効果を考慮して施工方法を決める 特に工場の場合、建物の規模が大きいため、小さな改善でも全体の運用に影響することがあります。 反対に、設備や建物の状況を確認せずに工事を行うと、期待した効果が得られない可能性もあります。 工場の暑さ対策は「排気」だけでなく「気流」まで考える 工場の暑さ対策では、熱気を屋外へ排出する「排気」が重要です。 一般的には、高所換気扇や屋根ファン、局所排気装置などが用いられます。 これらの設備には、工場内にたまった熱気や、機械・設備などの熱源から発生する熱を、効率よく屋外へ排出する役割があります。 温められた空気は上昇するため、特に天井付近にたまった熱気を排出することは、工場内の熱環境を改善するうえで重要なポイントです。 ただし、排気だけで工場内の作業環境が快適になるとは限りません。 そこで重要になるのが、作業者が実際に活動する「作業空間」の気流です。 作業者が活動する床面からおよそ2m程度までの空間を意識し、そこに適切な「気流(風)」をつくることがポイントになります。 「排気」と「吸気」をセットで考える 工場内の熱気を効率よく排出するためには、排気設備だけでなく「どこから空気を取り入れるのか」という吸気も重要です。 排気と吸気の位置や風量を考えながら計画することで、工場内に一定の空気の流れをつくりやすくなります。 例えば、外気を取り入れる場所と熱気を排出する場所を適切に設定し、作業空間に必要な気流をつくることで、工場内の空気を計画的に動かすことができます。 単純に「換気扇を増やす」のではなく、工場の建物形状や熱源、作業場所などを確認したうえで、排気・吸気・気流を組み合わせて考えることが大切です。 「室温を下げる」だけが暑さ対策ではありません 作業者の多くが活動する空間に適切な気流があると、身体の周囲の空気が動くことで、汗の蒸発や体表面からの放熱が促されます。 そのため、室温が同じであっても、気流がない環境と比べて涼しさを感じやすくなる場合があります。 工場の暑さ対策では、 「熱気を外へ出す」 「外から新鮮な空気を取り入れる」 「作業空間に適切な気流をつくる」 という3つを分けて考えることが重要です。 ファクトリープロでは、工場の建物や設備、熱源、作業環境などを確認しながら、排気だけに頼らない暑さ対策をご提案します。 よくある質問(FAQ) Q1. 屋根の遮熱対策で電気代は下がりますか? 屋根から室内へ伝わる熱を抑えることで、空調負荷の低減につながる可能性があります。 ただし、電気代は建物の規模、空調設備、稼働時間、外気温、生産設備などさまざまな条件によって変わります。 そのため、屋根対策による電気代削減効果は、実際の建物や電力使用状況を確認したうえで判断することが重要です。 Q2. 屋根の遮熱と断熱はどちらがよいですか? 目的と建物の状態によって異なります。 遮熱は日射による熱の影響を抑える方法、断熱は熱の移動を抑える方法です。 夏場の暑さ対策を重視するのか、夏冬を通じた温熱環境の改善を考えるのかなど、目的に合わせて検討します。 Q3. 工場を稼働させながら省エネ工事はできますか? 工事内容や建物の状況によって異なります。 屋根の外側から行う工事であっても、安全対策や作業時間、工場内の動線などを考慮する必要があります。 工場の操業を継続しながら工事を行う場合は、事前に施工方法や工程を確認することが大切です。 Q4. 電気代を下げるために、まず屋根を工事した方がよいですか? 必ずしも屋根工事が最初とは限りません。 工場によって電力消費の大きい設備や、電気代が増えている原因は異なります。 まずは電力使用状況や空調設備、建物の状態を確認し、どこに改善余地があるのかを把握することが重要です。 まとめ 工場の電気代を抑えるには、設備だけでなく建物全体から省エネを考えることが重要です。 特に夏場は、屋根や外壁からの熱によって室内温度が上昇すると、空調負荷が大きくなる場合があります。 工場の省エネ対策では、 ・電力使用状況を把握する ・空調など電力消費の大きい設備を確認する ・屋根・外壁からの熱の影響を確認する ・遮熱・断熱・換気・空調の対策を比較する ・建物の条件に合った方法を選ぶ という流れで検討するとよいでしょう。 「設備の電力を減らす」だけでなく、「そもそも建物に入ってくる熱を減らす」という視点を持つことが、工場の省エネを考えるうえで重要です。 工場の省エネ・屋根の暑さ対策はファクトリープロへ ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)では、工場・倉庫の屋根改修や遮熱対策について、建物の状態や用途を確認しながらご相談を承っています。 「工場の電気代が高くなっている」 「夏場の空調負荷を抑えたい」 「屋根からの熱を何とかしたい」 「省エネ対策とあわせて屋根の状態も確認したい」 このようなお悩みがありましたら、まずは現在の建物や屋根の状態を確認することをおすすめします。 屋根の劣化状況、建物の構造、既存の断熱・遮熱仕様などを確認したうえで、必要な対策を検討します。 【会社概要】 運営会社:ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社) 所在地:〒440-0814 愛知県豊橋市前田町2丁目9-10 営業時間:8:30〜18:30(フリーダイヤル:0120-56-4622) 対応エリア:愛知、静岡、三重、岐阜 WEBからのお問い合わせはコチラ
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山本 武司
雨漏り修理・屋根補修
2026.10.27
工場や倉庫で雨漏りが発生したとき、 「どこから雨水が浸入しているのか分からない」 「雨漏りしている場所だけを直してよいのか分からない」 「できるだけ操業への影響を抑えて修繕したい」 このようなお悩みを抱える管理担当者様も多いのではないでしょうか。 工場の雨漏りは、室内で水が落ちている場所と、実際に雨水が浸入している場所が異なることがあります。 屋根の重ね部やボルト周辺、棟部、外壁の目地などから浸入した雨水が、屋根材や建物内部を伝って離れた場所から漏れてくるケースもあるためです。 そのため、雨漏りを見つけたときは、目に見える水漏れだけを補修するのではなく、まず原因を確認することが重要です。 この記事では、工場・倉庫の屋根や外壁改修を行うファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)が、工場の雨漏りで確認したいポイントや原因調査の方法、状態に応じた修繕方法について分かりやすく解説します。 この記事で分かること ・工場・倉庫で雨漏りが発生しやすい場所 ・雨漏りの原因を調べる方法 ・水が落ちている場所と浸入箇所が異なる理由 ・工場の屋根・外壁で行われる主な修繕方法 ・操業への影響を抑えながら修繕を進める考え方 工場の雨漏りは、どこから発生する? 工場や倉庫の雨漏りでは、屋根と外壁のさまざまな部分が原因になります。 特に確認したいのが、屋根材の重ね部や接合部、ボルト周辺、棟部、外壁の目地などです。 屋根材の重ね部・接合部 折板屋根などの金属屋根は、複数の屋根材を重ねたり、ボルトなどの金物で固定したりして施工されています。 経年によってシーリング材が劣化すると、接合部に隙間が生じ、雨水が浸入することがあります。 また、屋根材そのものが錆びて穴が開いている場合や、過去の補修部分が劣化している場合もあります。 ボルト・固定金具周辺 屋根材を固定しているフックボルトやボルト周辺も、雨漏りの原因になりやすい部分です。 金属部分の錆や、ボルト周辺のパッキン・シーリング材の劣化などによって、防水性が低下することがあります。 ただし、ボルト周辺に劣化が見つかったからといって、必ずしもそこが雨漏りの原因とは限りません。 ほかの部分から浸入した雨水が屋根内部を伝っている可能性もあるため、周辺を含めた確認が必要です。 棟部・屋根の立ち上がり部分 屋根の頂部や立ち上がり部分には、屋根材同士の取り合いや金属部材などがあります。 こうした部分は雨風の影響を受けやすく、シーリング材の劣化や部材の浮きなどが雨漏りにつながることがあります。 外壁の目地・取り合い部分 雨漏りの原因は屋根だけとは限りません。 外壁材の目地や、屋根と外壁の取り合い、開口部周辺などから雨水が浸入する場合もあります。 そのため、室内に雨漏りが発生した場合は、屋根だけでなく外壁側も含めて原因を確認することが大切です。 雨漏りしている場所の真上を直せばよいとは限りません 工場の雨漏りで特に注意したいのが、「室内で水が落ちている場所」と「雨水が浸入している場所」は同じとは限らないということです。 例えば、屋根の接合部から浸入した雨水が、屋根材の内部や建物の構造部分を伝って移動し、室内の別の場所から滴下することがあります。 そのため、 「天井から水が落ちている」 ↓ 「その真上の屋根を補修する」 という方法だけでは、雨漏りが改善しない場合があります。 雨漏りを根本的に修繕するためには、雨水が「どこから浸入し、どのように移動しているのか」を確認することが重要です。 工場の雨漏り原因はどのように調査する? 工場や倉庫の屋根は面積が広く、高所にあるケースも多いため、安全性にも配慮しながら調査を行う必要があります。 現場の状況に応じて、目視確認やドローン、散水調査、赤外線カメラなどを組み合わせて原因を確認します。 目視による調査 まずは建物の外部と内部を確認します。 屋根材の状態だけでなく、 ・屋根材の錆や腐食 ・ボルト・固定金具周辺の劣化 ・シーリング材のひび割れ・剥離 ・屋根材の重なり部分 ・棟部や立ち上がり部分 ・外壁の目地 ・開口部や取り合い部分 などを確認します。 建物内部では、雨染みや水滴の跡、天井・壁面の濡れなども確認し、外部の状況と照らし合わせます。 ドローンによる屋根調査 工場や倉庫では、屋根面積が広かったり、高所で歩行が難しかったりする場合があります。 そのような場合に活用できるのがドローンによる屋根調査です。 屋根全体を上空から確認することで、地上や室内からは確認しにくい部分も広い範囲で確認できます。 屋根材の劣化状況や錆、破損、シーリングの状態などを確認し、雨漏りの原因となる可能性がある箇所を把握します。 高所の屋根を無理に歩いて確認する必要がないため、安全面にも配慮した調査方法の一つです。 散水調査 目視だけでは雨水の浸入経路が特定できない場合には、必要に応じて散水調査を行います。 疑わしい箇所に水をかけ、室内側の状況を確認することで、雨水の浸入経路を調べます。 ただし、建物の構造や雨漏りの状態によって適した調査方法は異なるため、現場を確認したうえで方法を判断することが大切です。 赤外線カメラによる調査 雨水によって屋根や建物内部の温度に変化が生じている場合には、赤外線カメラを使って温度分布を確認する方法もあります。 目視では分かりにくい水分の影響を確認する手がかりとして活用できます。 ただし、赤外線カメラだけで雨漏りの原因を確定できるわけではありません。 ほかの調査結果と合わせて判断することが重要です。 工場の雨漏りは、まず何から直す? 雨漏りを発見した場合は、まず建物内部への被害を広げないための応急対応を検討します。 特に、 ・製品や原材料が濡れる ・生産設備に水がかかる ・電気設備周辺に水が浸入する ・作業スペースが濡れている といった場合には、被害を抑えるための対応を優先します。 そのうえで、雨漏りの原因となっている屋根や外壁の状態を調査し、必要な修繕方法を検討します。 重要なのは、室内側の水漏れだけを塞いで終わりにしないことです。 応急処置と原因箇所の修繕を分けて考えることで、雨漏りの再発を防ぐための計画を立てやすくなります。 工場・倉庫の雨漏り修繕にはどんな方法がある? 雨漏りの修繕方法は、屋根材の種類や劣化状態、雨漏りの範囲、建物の使用状況などによって異なります。 代表的な方法には、部分補修、防水・塗装、カバー工法、葺き替えなどがあります。 ボルト・シーリングなどの部分補修 雨漏りの原因が限定された範囲にある場合は、部分的な補修を行います。 例えば、ボルト周辺の劣化や屋根材の接合部、シーリング部分などを確認し、必要に応じて補修します。 劣化範囲が小さい場合には、建物全体を改修するよりも部分補修が適していることがあります。 ただし、屋根全体の劣化が進んでいる場合は、部分的な補修だけでは十分でないこともあります。 屋根の塗装・防水工事 屋根材の表面に錆や塗膜の劣化が見られる場合には、下地処理を行ったうえで塗装などのメンテナンスを検討します。 屋根材の状態を整え、今後の劣化を抑えることを目的とした工事です。 ただし、すでに屋根材そのものが著しく腐食している場合や、穴が開いている場合などは、塗装だけでは対応できないことがあります。 カバー工法 既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する方法です。 既存屋根の状態を活かしながら屋根を改修できるため、撤去・処分に伴う工程を抑えられる場合があります。 また、工場を使用しながら外部から施工できるケースもあるため、操業への影響を抑えたい場合の選択肢の一つになります。 ただし、既存屋根の状態や建物の構造によって施工できるかどうかが異なるため、事前の調査が必要です。 屋根の葺き替え 屋根材の劣化が広範囲に及んでいる場合や、既存屋根を撤去する必要がある場合には、葺き替えを検討します。 既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に交換するため、屋根全体を改修できます。 一方で、撤去・処分などの工程が必要になるため、カバー工法などと比べて工事内容や工期が大きくなる場合があります。 建物の状態だけでなく、工場の操業スケジュールも考慮して計画することが重要です。 雨漏り修繕で重要なのは「工場をどう使いながら工事するか」 工場や倉庫の屋根修繕では、建物の状態だけでなく、現在の操業状況も重要な判断材料になります。 例えば、 「生産ラインを止められない」 「工事車両の進入スペースが限られている」 「製品や原材料を保管している」 「工事可能な時間帯が限られている」 など、建物ごとに条件が異なります。 そのため、修繕方法を決める際には、単純に「一番大きな工事をする」のではなく、雨漏りの原因、屋根の劣化状況、建物の用途、施工条件などを総合的に確認することが大切です。外部から施工できる工法を選択できれば、操業への影響を抑えられる場合もあります。 雨漏りを見つけたら、早めに原因を確認しましょう 工場の雨漏りは、最初は小さな水滴や雨染みとして現れることがあります。 しかし、原因箇所を特定しないまま放置すると、屋根材や下地、建物内部の部材などに影響が及ぶ可能性があります。 特に、製品や設備が濡れる場所で雨漏りが発生している場合は、早めに状況を確認することが大切です。 「雨が降ると同じ場所から水が落ちる」 「雨漏りの場所が毎回変わる」 「屋根に錆や穴が見つかった」 「シーリングが切れている」 「以前補修した場所から再び雨漏りしている」 このような場合は、まず原因を確認することから始めてみてください。 よくある質問 Q1. 工場の操業を止めずに雨漏り修繕はできますか? 建物の状態や工事内容によりますが、屋根の外側から施工する部分補修や塗装、カバー工法などであれば、操業への影響を抑えながら工事できる場合があります。 ただし、安全確保や施工スペース、工事時間などによって条件が変わるため、事前に現場を確認して施工方法を検討する必要があります。 Q2. 雨漏りしている場所だけを修理することはできますか? 原因が限定された範囲にある場合は、部分補修で対応できることがあります。 一方で、雨水は屋根内部や建物の構造部分を伝って移動することがあるため、室内で水が落ちている場所だけでは原因を判断できない場合があります。 まずは雨水の浸入箇所を確認し、その範囲に応じて修繕方法を検討します。 Q3. 市販のコーキング材で応急処置をしても大丈夫ですか? 一時的な対応として使用されることはありますが、雨漏りの原因が分からない状態でむやみに隙間を塞ぐことはおすすめできません。 雨水の浸入経路が別にある場合や、屋根内部に水が残っている場合もあるためです。 応急処置が必要な場合も、できるだけ早く原因を確認することが重要です。 Q4. 雨漏りの調査だけ依頼できますか? 雨漏りの原因や屋根の状態を確認したうえで、必要な修繕方法を検討することができます。 「雨漏りしているが、どこを直せばよいか分からない」という場合も、まずは現在の状態を確認することから始めるとよいでしょう。 まとめ 工場・倉庫の雨漏りを修繕するときは、室内で水が落ちている場所だけを見るのではなく、雨水がどこから浸入しているのかを確認することが重要です。 ポイントは次の3つです。 1.雨漏りの場所と原因箇所が異なる場合がある 2.目視・ドローン・散水など、現場に応じた調査で原因を確認する 3.部分補修・塗装・カバー工法・葺き替えなどから、建物の状態と操業状況に合った方法を選ぶ 雨漏りの修繕方法は、屋根材の種類や劣化状態によって変わります。 まずは現在の状態を確認し、必要な修繕範囲を把握することが、無駄のない改修につながります。 工場・倉庫の雨漏り調査・修繕ならファクトリープロへ ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)は、工場・倉庫などの建物について、屋根・外壁の調査から改修まで対応しています。 「雨漏りの原因が分からない」 「屋根のどこを直せばよいか分からない」 「工場を使いながら修繕できる方法を検討したい」 このような場合は、まず現在の建物の状態を確認することから始めてみてください。 建物の構造や屋根の状態、使用状況などを確認したうえで、必要な修繕方法を検討します。 工場・倉庫の雨漏りや屋根・外壁の劣化でお困りの事業者様は、ファクトリープロへご相談ください。 【会社概要】 運営会社:ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社) 所在地:〒440-0814 愛知県豊橋市前田町2丁目9-10 営業時間:8:30〜18:30(フリーダイヤル:0120-56-4622) 対応エリア:愛知、静岡、三重、岐阜 WEBからのお問い合わせはコチラ
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山本 武司
その他
2026.10.23
夏場になると、「工場のエアコンをフル稼働させても室内が冷えない」「設定温度を下げても暑さが改善されない」といったお悩みを伺うことがあります。 こうした場合、エアコンの増設や能力の高い機種への変更を検討することも一つの方法です。 ただし、エアコン自体に問題がなくても、建物から室内へ入ってくる熱が大きいと、冷房が効きにくく感じることがあります。特に工場や倉庫では、金属製の折板屋根が強い日射を受けることで屋根表面の温度が上昇し、室内の温熱環境に影響する場合があります。 この記事では、工場・倉庫の屋根改修を行うファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)が、工場のエアコンが効きにくくなる原因と、エアコン増設前に確認したい建物側の暑さ対策について解説します。 工場のエアコンが効かない5つの原因 工場のエアコンが効きにくい原因には、空調設備そのものの問題だけでなく、建物側の問題もあります。 代表的な原因は次の5つです。 1.エアコンのフィルターや室外機の汚れ 2.冷媒ガスの不足や空調設備の劣化 3.建物の広さや用途に対して空調能力が不足している 4.建物の断熱・気密性能が十分ではない 5.屋根や外壁から室内へ伝わる熱が大きい まずはエアコン本体に問題がないかを確認することが大切です。 そのうえで、設備に大きな問題がないにもかかわらず室内が冷えにくい場合は、建物そのものが受けている熱の影響にも目を向ける必要があります。 エアコンが正常でも工場が冷えにくいのはなぜ? 工場は一般住宅と比べて、建物の規模が大きく、天井が高いケースがあります。 また、屋根と室内の間に十分な断熱・遮熱対策が施されていない建物では、夏の日射によって屋根が高温になると、その熱が室内環境に影響することがあります。 さらに、工場では大型機械や照明、人などから発生する熱もあります。 そのため、エアコンの能力だけを見ていても、室内が暑くなる原因をすべて把握できない場合があります。 「エアコンは動いているのに暑い」という場合は、空調設備とあわせて建物側の熱環境を確認することが重要です。 特に注意したいのが「屋根からの熱」です 工場や倉庫に多く使われている折板屋根は、金属製のため日射を受けると屋根表面の温度が上昇します。 屋根の温度は、外気温だけで決まるものではありません。 日射量、屋根材の色、風、屋根の構造、断熱材の有無など、さまざまな条件によって変化します。 高温になった屋根からは、熱が室内側へ伝わります。 特に屋根のすぐ下が作業スペースになっている工場では、屋根からの熱の影響を受けやすくなることがあります。 そのため、エアコンを増設する前に「屋根からどの程度熱の影響を受けているのか」を確認することが重要です。 屋根からの「輻射熱」が暑さに影響することも 熱の伝わり方には、「伝導」「対流」「輻射」があります。 輻射とは、高温になった物体から熱エネルギーが放射される現象です。 夏場に屋根が高温になると、屋根の室内側からも熱が放射され、床や設備、人などに影響する場合があります。 エアコンは室内の空気を冷却しますが、屋根からの熱の影響が大きい場合には、空気が冷えていても暑さを感じることがあります。 そのため、工場の暑さ対策では「空気を冷やす」だけでなく、「建物に入ってくる熱を抑える」という考え方も重要になります。 エアコン増設前に確認したい工場の暑さ対策 工場のエアコンが効きにくい場合は、空調設備の増設を検討する前に、建物側からの熱の影響を確認してみましょう。 代表的な対策には、次のような方法があります。 屋根の遮熱塗装 屋根表面に遮熱性能を持つ塗料を施工し、日射による屋根表面の温度上昇を抑える方法です。 既存屋根を活用して施工できるため、屋根の状態によっては暑さ対策の選択肢になります。 ただし、屋根材そのものの劣化が進んでいる場合などは、塗装だけでは十分に対応できないことがあります。 屋根カバー工法 既存の屋根を活用し、その上から新しい屋根材を施工する方法です。 施工方法によっては、屋根材の間に断熱・遮熱に配慮した仕様を組み込むことができます。 屋根の劣化や雨漏りなど、暑さ以外の問題も抱えている場合には、屋根改修と暑さ対策をあわせて検討できる場合があります。 遮熱シート・遮熱材 屋根の内側などに遮熱材を施工し、輻射熱の影響を抑える方法です。 ファクトリープロでは、純度の高いアルミ反射材を使用した「サーモバリア」シリーズなど、建物の条件に合わせた遮熱対策をご提案しています。 施工場所や方法は建物の構造によって異なるため、事前の確認が必要です。 工場のエアコン増設と屋根対策はどちらを先に検討する? どちらを先に行うべきかは、エアコンの状態と建物の熱環境によって異なります。 例えば、エアコン自体に故障や能力不足がある場合は、空調設備の点検・更新が必要です。 一方、エアコンが正常に稼働しているにもかかわらず室内が暑い場合は、屋根や外壁、開口部などから入ってくる熱について確認することも重要です。 建物側の熱対策によって冷房負荷を抑えられる可能性があるため、空調設備だけでなく建物全体を確認したうえで対策を検討することをおすすめします。 工場の屋根がどのくらい熱くなっているか調べる方法 屋根からの熱の影響を確認するには、目視による点検だけでなく、サーモカメラなどを活用する方法があります。 また、広い工場や倉庫では、ドローンや高所カメラを活用して屋根全体の状態を確認することもできます。 屋根の劣化状況とあわせて温度分布を確認することで、暑さ対策を検討するための判断材料になります。 ただし、屋根表面の温度は天候、時間帯、日射条件、風などによって変化します。 そのため、測定結果だけで判断するのではなく、建物の構造や断熱・遮熱仕様などとあわせて確認することが大切です。 よくある質問(FAQ) Q1. 屋根の暑さ対策をするとエアコンの電気代は下がりますか? 屋根から室内へ伝わる熱を抑えることで、冷房負荷の低減につながる可能性があります。 ただし、電気使用量は建物の規模や空調設備、稼働時間、外気温、作業内容などさまざまな条件によって変わるため、屋根対策だけで電気代がどの程度下がるかを一律に判断することはできません。 Q2. エアコンの増設と屋根の遮熱対策はどちらが必要ですか? 建物や空調設備の状態によって異なります。 まずはエアコンの能力や状態を確認し、そのうえで屋根や外壁からの熱の影響を確認することをおすすめします。 Q3. 工場を稼働させながら屋根の暑さ対策はできますか? 施工方法や建物の状況によって異なります。 屋根の外側から施工する工事でも、安全対策や工場内の動線、作業時間などを考慮する必要があります。 工場を稼働させながら工事を行う場合は、事前に施工方法や工程を確認することが重要です。 まとめ 工場のエアコンが効かない原因は、空調設備だけとは限りません。 特に夏場は、屋根や外壁から室内へ入ってくる熱が冷房負荷を大きくする場合があります。 エアコンが効きにくいと感じたら、次の点を確認してみましょう。 1.エアコンや室外機に異常がないか 2.建物の広さや用途に対して空調能力が適切か 3.屋根や外壁の断熱・遮熱対策が十分か 4.屋根から室内へ伝わる熱の影響が大きくないか 5.建物全体の暑さ対策を検討する必要がないか エアコンの増設だけで解決しようとせず、空調設備と建物の両方から原因を確認することが、工場の暑さ対策を考えるうえで重要です。 工場の暑さ対策・屋根診断はファクトリープロへ ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)では、工場・倉庫の屋根改修や遮熱・暑さ対策について、建物の状態や用途を確認しながらご相談を承っています。 「エアコンを稼働させても工場内が暑い」 「エアコンを増設する前に建物側の原因を確認したい」 「屋根からの熱を抑える方法を知りたい」 「工場の屋根の状態を確認してほしい」 このようなお悩みがありましたら、まずは現在の屋根や建物の状態をご確認ください。 屋根の劣化状況、建物の構造、既存の断熱・遮熱仕様などを確認したうえで、必要な対策を検討します。 【会社概要】 運営会社:ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社) 所在地:〒440-0814 愛知県豊橋市前田町2丁目9-10 営業時間:8:30〜18:30(フリーダイヤル:0120-56-4622) 対応エリア:愛知、静岡、三重、岐阜 WEBからのお問い合わせはコチラ
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山本 武司
遮熱
2026.10.20
夏場になると、「工場内が蒸し暑く、作業環境が悪くなる」「エアコンを稼働させてもなかなか涼しくならない」といったお悩みを伺うことがあります。 工場や倉庫で多く採用されている金属製の折板(せっぱん)屋根は、日射の影響を受けやすく、屋根表面の温度が上昇しやすいという特徴があります。 特に、屋根のすぐ下が作業スペースとなっている建物では、屋根から伝わる熱が室内の温熱環境に大きく影響することがあります。 この記事では、工場・倉庫の屋根改修を行うファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)が、折板屋根が夏場に暑くなる仕組みと、屋根温度・輻射熱・室内環境の関係について分かりやすく解説します。 この記事で分かること ・折板屋根の工場内が暑くなる主な原因 ・夏場における折板屋根の温度上昇と輻射熱の仕組み ・エアコンを使用しても暑さを感じる理由 ・折板屋根の暑さを抑える主な対策方法 ・工場・倉庫の屋根改修を検討する際のポイント 折板屋根の工場はなぜ夏場に暑くなるのですか? 金属素材の高い熱伝導率と、天井がない構造によって太陽熱が室内に直接伝わることが原因です。 折板屋根は主にガルバリウム鋼板などの薄い金属板でできています。金属は熱を伝えやすい性質(高い熱伝導率)を持っています。 <参考値>ガルバリウム鋼板の熱伝導率は約58.6W/(m・K)で陶器瓦の約0.9W/(m・K)と比較すると約65倍。 また、多くの工場や倉庫ではコストや空間確保の観点から天井を設けず、屋根材がそのまま見えている構造(直天井)になっています。そのため、屋根が受けた太陽熱が遮られることなく、直下に広がる作業スペースへそのまま伝わってしまいます。 夏場の折板屋根の表面温度は何度まで上がりますか? 夏場に直射日光を受ける金属屋根は、外気温を大きく上回る温度になることがあります。 屋根表面の温度は、外気温だけでなく、日射量、屋根材の色や表面状態、風、屋根の構造などによって変化します。 そのため、「夏は必ず70℃~80℃になる」と一律に考えることはできませんが、強い日射を受ける屋根では非常に高温になる場合があります。 特に、濃い色の屋根や日射を受け続ける屋根では、表面温度が大きく上昇することがあります。 屋根の温度を確認する場合は、実際の建物で測定することが重要です。サーモカメラなどを使用すれば、屋根面の温度分布を確認し、熱の影響を受けている箇所を把握することができます。 輻射熱(ふくしゃねつ)とは何ですか?室温や体感温度にどう影響しますか? 輻射熱とは、高温になった物体から放射される熱エネルギーのことです。 工場では、夏の日射によって屋根表面の温度が上昇すると、その熱が屋根の室内側にも影響します。屋根の下面が高温になると、床や設備、人などに熱が放射されることで、室内で暑さを感じる原因の一つになります。 熱の伝わり方には、大きく分けて「伝導」「対流」「輻射」があります。 工場の暑さを考える場合、それぞれの熱の伝わり方を理解することが大切です。 1.太陽からの日射によって折板屋根が熱せられる 2.屋根表面の温度が上昇する 3.屋根を通じて室内側にも熱が伝わる 4.高温になった屋根などから室内へ輻射による熱の影響が生じる 5.室内の空気や床、設備、人などの温度にも影響する エアコンは主に室内の空気を冷却しますが、屋根からの熱の影響が大きい建物では、空気を冷やしても暑さを感じることがあります。 そのため、室内の温度だけでなく、「屋根からどの程度熱の影響を受けているのか」を確認することも、暑さ対策を考える上で重要です。 愛知県周辺の気候と工場屋根の熱対策にはどのような関係がありますか? 愛知県や東三河地域でも、夏場は高温となる日があり、工場や倉庫では屋根からの熱による室内環境への影響が課題になることがあります。 特に、金属製の折板屋根で屋根と作業スペースの距離が近い建物では、日射による屋根の温度上昇が室内の暑さにつながる場合があります。 ただし、同じ折板屋根でも、屋根材の色、断熱材の有無、建物の向き、換気設備、空調設備などによって状況は異なります。 そのため、暑さ対策を検討する際には、まず現在の屋根や建物の状態を確認することが大切です。 折板屋根の暑さを抑えるための主な対策には何がありますか? 折板屋根の暑さ対策には、遮熱塗装、遮熱・断熱材の施工、屋根カバー工法など、建物の状態に応じてさまざまな方法があります。 どの方法が適しているかは、屋根の劣化状況や既存の断熱仕様、建物の用途、予算、工事条件などによって異なります。 遮熱塗装 屋根表面に遮熱性能を持つ塗料を施工し、日射による屋根表面の温度上昇を抑える方法です。 既存の屋根を活用しながら施工できるため、屋根の状態によっては選択肢の一つになります。 ただし、屋根材そのものの劣化が進んでいる場合などは、塗装だけでは対応できないことがあります。 遮熱材の施工 屋根から室内へ伝わる熱を抑えるため、遮熱材や断熱材を使用する方法です。 特に、屋根と室内の間に十分な断熱・遮熱対策がない建物では、屋根からの熱の影響を抑える方法として検討できます。 ファクトリープロでは、建物の構造や施工条件を確認したうえで、遮熱材などを使用した暑さ対策をご提案しています。 屋根カバー工法 既存の屋根を活用し、その上から新しい屋根材を施工する方法です。 屋根の改修とあわせて、遮熱・断熱対策を組み込める場合があります。 また、既存屋根の状態によっては、屋根の保護や改修を同時に検討できる点も特徴です。 ただし、建物の構造や既存屋根の状態によって施工可否が異なるため、事前の確認が必要です。 屋根散水 屋根に水を散布し、水が蒸発するときに熱を奪う「気化熱」を利用して屋根を冷却する方法です。 屋根表面の温度上昇を抑える方法の一つですが、水道設備や散水設備の設置、維持管理、水の使用量なども考慮する必要があります。 工場の立地条件や設備環境によって適否が異なるため、屋根改修とあわせて検討する場合は、総合的に判断することが大切です。 工場の暑さ対策は「屋根の状態」を確認することから 工場内の暑さが気になっていても、屋根がどの程度熱の影響を受けているのか、目視だけでは判断しにくい場合があります。 そこで、屋根の状態を確認する際には、目視による点検に加えて、高所カメラやドローン、サーモカメラなどを活用する方法があります。 特に大規模な工場や倉庫では、屋根面積が広いため、地上からすべての状態を確認することは容易ではありません。 屋根の劣化状況とあわせて温度分布などを確認することで、暑さ対策を検討する際の判断材料になります。 よくある質問(FAQ) Q1. 遮熱と断熱は何が違いますか? A. 遮熱は、主に太陽からの日射による熱の影響を抑える考え方です。 一方、断熱は熱の移動そのものを抑える考え方です。 夏場の工場の暑さ対策では、建物の条件によって遮熱と断熱のどちらを重視するか、または組み合わせるかを検討します。 Q2. 工場を稼働させながら屋根工事はできますか? A. 工事内容や建物の状況によって異なります。 屋根の外側で行う工事であっても、工事中の安全確保や作業時間、工場内の設備、人の動線などを考慮する必要があります。 工場を稼働させながら工事を行う場合は、事前に施工方法や工程について確認することが重要です。 Q3. 屋根の暑さはどのように調べられますか? A. 目視による屋根点検に加え、サーモカメラなどを使用して屋根表面の温度を確認する方法があります。 また、ドローンや高所カメラを活用することで、広い屋根の状態を地上から確認することもできます。 ただし、温度測定の結果は天候や時間帯、日射条件などによって変化するため、測定条件を考慮して判断する必要があります。 まとめ 折板屋根の工場が夏場に暑くなる原因は、屋根だけにあるわけではありません。 主な要因として、次のようなものが挙げられます。 1.日射によって金属製の屋根表面の温度が上昇する 2.屋根と室内の間に十分な断熱・遮熱対策がない場合、熱の影響を受けやすい 3.高温になった屋根からの輻射などによって、室内で暑さを感じることがある 4.外気温、換気、空調、設備など、建物全体の条件が室内環境に影響する そのため、工場の暑さ対策では、単にエアコンの能力を上げるだけではなく、屋根から受ける熱の影響を確認することも重要です。 遮熱塗装、遮熱・断熱材、屋根カバー工法など、建物の状態に合わせて適切な方法を検討することで、屋根からの熱への対策につなげることができます。 工場屋根の診断・暑さ対策のご相談は「ファクトリープロ」へ ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社)では、工場・倉庫などの屋根改修や暑さ対策について、建物の状態や用途を確認しながらご相談を承っています。 「夏場の工場内が暑くて困っている」 「屋根からの熱がどの程度影響しているのか確認したい」 「遮熱や断熱対策について相談したい」 「屋根改修と暑さ対策をまとめて検討したい」 このような場合は、まず現在の建物や屋根の状態を確認することをおすすめします。 屋根の劣化状況や建物の構造、施工条件などを確認したうえで、必要な対策を検討していきます。 【会社概要】 運営会社:ファクトリープロ(山本瓦工業株式会社) 所在地:〒440-0814 愛知県豊橋市前田町2丁目9-10 営業時間:8:30〜18:30(フリーダイヤル:0120-56-4622) 対応エリア:愛知、静岡、三重、岐阜 WEBからのお問い合わせはコチラ










